披露宴が完全に崩壊

絶対、披露宴は嫌。「何故?」きっと、ロクな人が来ぬわ。「ちょ、知り合いだけじゃなく、家族、縁戚他、親類縁者皆に知らしめる必要が、あるだろう?何故分からん」

貴方こそ!私達の披露宴よ?嫌だって、どうして受け入れぬ訳?「仕来りを、君が守ろうとせぬから」もう、どっちが大切な訳?私の気持ち、考えろ!

「待ってくれ。そりゃ披露宴に、気進まぬって気持ち、理解出来るよ?でも、やらねば結婚式はない」はぁ?「そーゆーものだから」理解不可能、全然出来ぬわ。

「君は、戴きますと挨拶せず、ご飯を食べる気か?」ええ。「今言った例は失敗だな。そう…病人へ薬を与えるにあたり、まず水を飲ませ、粥をとらせる。で、良薬を与え、治す。君はどうする?突然薬を投与?」

さっぱり意味が、理解出来ぬわ。「まったく。どう説得すれば、披露宴へ賛同してくれるやら」賛同せん!こうなれば、いっそ挙式もせず、内々に二人で執り行ってはどう?

「それじゃ、籍入らんぞ?」無理やり行うより、まだ全然いーと思うわ。